ヤンキース2位浮上 ヒルが快挙、澤村は打者1人抑える

【レッドソックス0-2ヤンキース】(ダブルヘッダー第2試合・7イニング制)@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースはルーク・ボイトの6号ソロとジャンカルロ・スタントンの19号ソロで奪った2点を3投手による完封リレーで守り抜き、レッドソックスに2対0で勝利。ダブルヘッダーの2試合に連勝し、わずかな勝率の差で地区2位に浮上した(ヤンキースは68勝52敗で勝率.567、レッドソックスは69勝53敗で勝率.566)。5回表、6回表と2度のピンチを切り抜けたヤンキース2番手ワンディ・ペラルタの好リリーフが光った。

ヤンキース先発の新人右腕ルイス・ヒルは5回表二死満塁のピンチを招いたところでマウンドを降りたが、4回2/3を3安打無失点に抑える力投。メジャー初登板は6回4安打無失点、次の登板も5回2安打無失点と好投しており、メジャーデビューから3先発連続で無失点に抑えるのはメジャー史上初の快挙となった。また、デビューから15回2/3連続無失点は球団史上2位の記録となっている(1906年のスロー・ジョー・ドイルが18回連続無失点)。

レッドソックスの澤村拓一は2点ビハインドの6回裏二死1塁の場面で3番手として登板。ヤンキースの9番打者カイル・ヒガシオカと対戦し、カウント2-0から95.5マイル(約153.7キロ)の速球でライトフライに打ち取った。これで3試合連続無失点となり、今季は45試合に登板して防御率2.91をマークしている。

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