エンゼルス新人デトマーズが初勝利 大谷は4打数2安打

【アストロズ1-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは3度目の先発登板となった新人左腕リード・デトマーズが6回87球を投げて被安打3、奪三振6、与四球2、失点をソロ本塁打の1点のみに抑える好投を披露。リリーフ陣は走者を出しながらもアストロズ打線に得点を与えず、デトマーズには記念すべきメジャー初勝利(2敗)が記録された。エンゼルス4番手のライセル・イグレシアスは今季26セーブ目をマーク。アストロズ先発のランス・マカラーズJr.は6回途中6安打2失点で今季4敗目(9勝)を喫した。

昨年のドラフト1巡目(全体10位)指名でエンゼルスに入団したデトマーズが記念すべきメジャー初勝利を手にした。デビュー戦は5回途中6安打6失点、前回登板も5回7安打5失点と打ち込まれたが、今日はアストロズの強力打線を相手に持ち味を発揮。カーブとスライダーを効果的に使い、6つの三振はすべて変化球で奪った。3回表二死からマイケル・ブラントリーに8号先制ソロを許したものの、失点はこの1点だけ。2回表と4回表のピンチは三振で切り抜け、残りの3イニングはいずれも三者凡退に抑えた。

エンゼルスの大谷翔平は今日も「1番・DH」でスタメン出場し、4打数2安打を記録した。第1打席でファーストへの内野安打を放ったあと、第2打席は空振り三振に倒れたが、第3打席でセンターへのヒットを放って2試合連続のマルチ安打。第4打席は再び空振り三振に倒れ、シーズン40号到達は次戦以降に持ち越しとなった。今季の打率は.271、OPSは1.017となっている。

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