移籍希望のPSV堂安獲得へ ドイツ1部ボルフスブルクなど5クラブが争奪戦をスタート

激しい争奪戦が予想される堂安律

今夏の移籍を希望していると報じられたオランダ1部PSVアイントホーフェンに所属するMF堂安律(23)の大争奪戦が始まりそうだ。

昨季レンタルで加入したドイツ1部ビーレフェルトのレギュラーとしてチームの1部残留に貢献した堂安には、同1部マインツや元日本代表MF長谷部誠、同代表MF鎌田大地が所属するEフランクフルト、同2部ハノーバーが獲得への興味を示していると地元メディアが伝えている。

さらにドイツ「スカイスポーツ」によると、同1部ホッフェンハイムとボルフスブルクも獲得に関心を示しているという。中でもボルフスブルクは今季からPSV出身で元オランダ代表のスター選手だったマルク・ファンボメル監督が就任。さらに今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場することからも堂安にとっては興味深いクラブといえる。

PSVも堂安の〝放出〟に前向きながら移籍金として650万ユーロ(約8億3000万円)を求めており、新型コロナウイルスの影響で財政事情の苦しいドイツ各クラブとって大きな障害となりそうだが、レンタル移籍案も浮上しており、今後、移籍期限となる31日まで、各クラブとの交渉の行方が注目されている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社