阪神・伊藤将司投手(25)が18日のDeNA戦(東京ドーム)に先発登板し8回を4安打2失点。6勝目をマークし、チームを4連勝へ導いた。
98球の省エネ投球で8回を投げ切り、ブルペン陣にも休養を与えた。強力ベイ打線にほぼ付け入る隙を与えなかった快投劇に左腕も「(自己評価は)100点と言いたいですが(7回に)オースティンに本塁打を打たれてしまったので80点ですね。低めに丁寧に投げることを意識した。打者のタイミングをずらすこともできたので、これを継続していきたい」と笑顔をみせた。
矢野監督も左腕を「間違いなく今日のMVP。8回まで投げ切ったことも含めてね」と手放しで称賛。2カード連続で勝ち越しを決めたチームの状態の良さにも手ごたえを感じている様子だ。
入団当初に掲げた目標の2桁勝利到達も現実味を帯びてきた。若き左腕も「あと4勝なので一戦一戦勝てるようにしたい」と表情を引き締めた。