「それは私ではありません」本人が注意喚起 福田知事に ニセモノ現る

栃木県庁

 福田富一(ふくだとみかず)栃木県知事になりすましたツイッターが新型コロナウイルス対策をつぶやいていることが18日、分かった。悪質な投稿を警戒し、同日、福田知事本人がツイッターで注意を呼び掛けた。

 偽のツイッターは「福田とみかず」と名乗り、顔写真を無断使用。自己紹介文には「第16~20代栃木県知事」とあるが、実際には52~56代知事であり、間違っている。

 今月9日から、知事のツイートをそのままコピー・アンド・ペースト(貼り付け)する形でコロナ対策の投稿と、リツイート(転載)を繰り返している。約230人がフォローし、偽物と気付かずにコメントしている人もいる。

 一方、約4200人のフォロワーがいる福田知事は「200名余のフォロワーの皆さん それは私ではありません」と本人であることを強調し、注意喚起した。

© 株式会社下野新聞社