巨人・菅野が7年ぶり二軍戦登板 3回3安打1失点 最速は150キロ

二軍戦に登板した菅野

コンディション不良で調整中の巨人のエース・菅野智之投手(31)が19日、2014年9月以来、7年ぶりの二軍戦に登板した。

イースタン・リーグ、ロッテ戦(ジャイアンツ球場)に先発した菅野は初回に150キロをマーク。2回まで1安打無失点に抑えた。

だが3回、先頭の植田に中前打を許すと、続く平沢に右中間に適時三塁打を浴び失点。4回、先頭打者への四球で予定の50球を超え、杉内コーチがマウンドに向かったが続投を志願し、続く打者を遊ゴロ併殺に仕留めた。4回61球3安打2四球5奪三振1失点で登板を終えた。

菅野の実戦は7月1日の広島戦(東京ドーム)で3回途中4失点でKOされて以来。侍ジャパンをコンディション不良で辞退しファームで調整を続けてきた。

12日には一軍練習でシート打撃に登板。宮本投手チーフコーチが「ファームの方で1試合投げて、それから判断」と二軍戦登板を指示していた。エースが復活に向けて順調にステップを踏んでいる。

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