エンゼルス・大谷 4試合連続安打も期待の41号は不発 チームは大敗で再び勝利5割

大谷翔平(ロイター=USA TODAY Sports)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)は20日(日本時間21日)に敵地クリーブランドでのインディアンス戦に「1番・DH」で先発出場し、3回に4試合連続安打となる右前打を放ち、4打数1安打だった。打率2割7分2厘。チームは1―9で大敗し、連勝は3でストップ。勝率5割に戻った。

Hのランプを点灯させたのは0―5の3回一死一塁だった。相手先発は左腕ヘンジス。5月17日(同18日)に本拠地エンゼルス・スタジアムで右翼に3ランを放っている。2球目が暴投となり走者が二進した直後、カウント2―2からの5球目、外角低めのスライダーを少しためてフルスイング。強烈なゴロは狭い一、二塁間を破った。1打席目に凡打したボールにすぐさま対応した。当たりが良すぎて走者は三塁に止まった。続くフレッチャーの右前打で1点返した。

初回先頭はカウント1―2からの6球目、外角低めのスライダーを引っ掛け二ゴロ。2番手の右腕ステファンと対戦した1―5の5回二死二塁はフルカウントから6球目の外角低めの直球に空振り三振に倒れた。1―8の8回二死無走者は4番手の右腕パーカーの初球、真ん中の直球を引っ張るも一塁手の正面へ。しかし、一塁者がはじいたため、一ゴロ失策で出塁した。

期待の41号は不発だたが、初回と8回はいずれも一塁まで全力疾走。こういう姿がファンに愛される。21日(同22日)に期待だ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社