【東京パラリンピック】共生社会の実現へ 開閉会式のコンセプトが発表

開閉会式のコンセプトが発表された

東京パラリンピックの開幕まで残り3日となった21日、大会組織委員会が開閉会式のコンセプトを発表した。

開会式のコンセプトは「人生は追い風ばかりではなく、誰しもが逆風を何度となく経験する。しかし、パラリンピックに出場するアスリートたちは風がどの方向に吹いていようと、勇気を出して『翼』を広げることで、思わぬ場所に到達できるということを知っている。アスリートたちのパフォーマンスは、あなたにも『翼』があることを気づかせてくれるでしょう」などの思いから「WE HAVE WINGS」が選ばれた。

閉会式のコンセプトは「Harmonious Cacophony」で「多様な身体、ユニークなテクノロジー、様々な素材が、混ざり合って1色になるのではなく、『らしさ』を発揮した状態でカラフルに合わさります。一見不協和音になりそうな状態から生まれる、新しい調和。違いがあることで対立が生じるのではなく、新たな未来が生まれていきます」などの願いが込められている。

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