PAOKが駆け込みで新戦力獲得へ 米MLS行きが噂される香川の代役を確保か

香川真司(ロイター)

元日本代表MF香川真司(32)に所属するギリシャ1部PAOKがMFハビエル・オンティべロス(23)とFWアレクサンドル・ミトリク(26)の獲得に動いていると、同国メディア「Sportime」が伝えた。

オンティべロスは昨季、スペイン1部ビリャレアルからレンタル移籍し、元日本代表FW岡崎慎司(34)が所属した同ウエスカでプレー。同メディアは「オンティべロスの獲得は(高額なため)難しいが、PAOKは最後の日まで待っている」と、夏の移籍期限となる31日まで交渉を続ける構えだという。

また、PAOKは米メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨークシティーに所属するミトリタもリストアップしている。同メディアは「ルーマニア人は多くの攻撃的なポジションでプレーできる。つまり10番としてセカンドストライカーと左ウィンガーとしてプレーする」とし「レンタルでの獲得をもくろんでいる」とし、すでに交渉中と伝えている。

他にもウクライナ1部ディナモ・キエフのブラジルンDFシンドクレイの獲得にも動いているとし「今後の交渉がどのように発展するか」と報じているが、PAOKが駆け込みで攻撃陣の補強に動いているのは、MLSポートアイランド移籍が浮上している香川の後釜を確保するためとみられており、今後の動向が注目だ。

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