NHK紅白出場者予想の常連・竹島宏 20周年記念シングル「プラハの橋」で今年こそ!

新曲発表を行った竹島宏

歌手の竹島宏(42)が25日、都内でデビュー20周年記念シングル「プラハの橋」の発売記念イベントを行い、改めてNHK紅白歌合戦出場を目標に掲げた。

竹島が「はかなさや温かさ、幻想的な世界に憧れがあった」と言う、砂を使って絵を描くサンドアート集団「SILT」とコラボした。「プラハの橋」を歌っている間に、SILTが曲をイメージしたサンドアートパフォーマンス。最後には竹島も加わった。

20周年記念シングルはチェコのプラハを舞台にした失恋ソングで「竹島の声を生かす曲を作ってくださった。悲しい曲ですけど、僕にとっては自分の未来を切り開いてくれる曲になるんじゃないか」とヒットへの期待を寄せた。

手ごたえも感じているようで「レコーディングしたものを聴き返した時、詞の世界がスッと入ってきた」とこれまでにないヒットの予感もしているという。

この曲を「令和の流行歌にしたい」という竹島。20周年という節目の年に「諦めかけていた夢に、もう一回立ち向かっていきたい」と改めてNHK紅白歌合戦への思いを口にした。

ここ数年、竹島の飛躍は目覚ましく、毎年のように紅白出場者予想に名前を連ねている。音楽関係者は「2017年の『月枕』、18年の『恋町カウンター』などはシングルの売り上げもかなりよかった。“今年こそ”と言われ続けていたが、それでも紅白にはあと一歩届かなかった。節目の年には周りの押しも例年以上に強くなりますから、本当に今年こそ実現するかも」。

「プラハの橋」がヒットすれば、可能性は一気に高まるだろう。

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