【東京パラリンピック】車いすバスケ・女子日本代表が2連勝 「前の自分たちとは違う」

藤井郁美(ロイター)

東京パラリンピック・車いすバスケットボール競技(26日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)女子日本代表は英国と対戦し、54―48で勝利を収めた。

第1クオーター(Q)は英国の巧みなディフェンスの前に思うようにリズムをつかむことができず、12―12で終える。それでも、第2Qは小田島理恵(Wing)の3ポイントシュートを皮切りに、着実に得点を積み重ね、25―21で前半を折り返した。

後半の第3、4Qも攻撃の手を緩めることなく、攻め続けた。終盤に英国の猛追にあい、最大4点差まで詰められたが、何とか逃げ切り、開幕2連勝を飾った。

試合後、共同主将を務める藤井郁美(電通デジタル)は「このチームに足りなかったのは、勝つ喜びだった。それを得た私たちは、前の自分たちとは違う。強くなれていると思う。誰もが得点できる、全員バスケをつくり上げることができた」と手応えを口にした。

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