【新型コロナ】自宅療養者の急増に対応 海老名市、支援チーム増員へ

自宅療養者支援チームの辞令を内野優市長(右)から受け取る職員=海老名市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、海老名市は26日、同市の自宅療養者支援チームを9月1日付で20人から30人に拡大すると発表した。新型コロナの感染が確認された自宅療養者の急増に対応する。

 同チームは2月に20人で発足。市内の自宅療養者を対象に、希望する人の健康状態を電話で1日2回確認するほか、買い物やごみ出しを代行する。

 支援は2月に4世帯、その後も6月までは月に10世帯未満で推移していたが、7月には17世帯、8月(24日現在)は29世帯と急増した。

 市内の自宅療養者数も4月の43人から7月に135人、8月には448人と一気に増加。7~8月は感染者の9割前後が自宅療養者となっている。

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