【26日】長崎県内10市町で50人コロナ感染

26日発表の市町別感染者数(左)、新型コロナウイルス感染者の入院状況(25日午後7時現在)

 長崎県などは26日、県内8市2町で新たに計50人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新たなクラスター(感染者集団)は確認されなかった。
 長崎市は感染者10人中6人の感染経路が分かっていない。市内陽性者と接触があった4人のうち、年代性別非公表の学校関係者1人は、24日公表の学校関係者の関連で感染が判明した。10人のほかに、市教委は教育総務部に所属する30代男性の感染も公表。窓口や外勤業務は担当しておらず、市民や事業者との接触は確認されていないという。
 佐世保市の感染者は20人。このうち感染経路不明は7人で、60代無職女性は23日に発熱などの症状が出て25日に検査を受け、陽性が判明。この女性の同居家族4人の感染も分かった。
 西海市では同じ会社に勤務する20代男性2人の感染が判明。いずれも2週間以内に県外移動歴があった。2人の濃厚接触者計10人、接触者計2人の検査を進める。五島市では県外陽性者関連として20代男性の陽性が確認され、その男性の濃厚接触者となった40代男女各1人も感染した。大村市は5人で、うち3人は感染経路不明だった。

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