カタールW杯アジア最終予選で日本戦を控える中国で、森保一監督の〝ほめ殺し〟が注目を集めている。
日本サッカー協会は26日、第1戦オマーン戦(9月2日、吹田)と第2戦中国戦(同7日、ドーハ)に臨む森保ジャパンのメンバー24人を発表した。その際、森保監督は両国代表について「2次予選を見ると、個々の良さを活かしながら組織的に戦えるチーム」「オマーンは1か月、中国は2週間の準備期間があって戦術の上積みをしてくる。我々に対して対応策を持って試合に臨んでくるので、それに対して柔軟に対応しないといけない」と警戒を強めた。
この言葉に敏感に反応したのが中国だ。「新浪体育」は「中国代表は恥ずかしい? 海外選手が17人もいる日本の監督が、中国のいい所を褒める」と報道。「中国代表の現在の状況を考えれば、引き分けですらまったく簡単なことではないことがわかる。日本チームの全体的な強さは世界クラスのチームの仲間入りをしている。基本的に勝つチャンスはない」と伝えた。この記事に対するコメントも「勝てると思っていない」「中国はベトナムにも勝てないのかな」と悲観的だ。
とはいえ、帰化選手が増加で、実力は未知数の中国だけに、気は抜けなそうだ。