イングランド・プレミアリーグのウルバーハンプトンは29日、ドイツ1部ライプチヒから韓国代表MF黄喜燦(25)を1年間の期限付き移籍で獲得したと発表した。英「BBC」など各メディアは伝えている。
2015年にオーストリア1部ザルツブルクに加入した黄は日本代表MF南野拓実(現リバプール)やノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(現ドルトムント)ともプレー。いくつかのクラブにレンタル移籍した後、20年にライプチヒに完全移籍したが、十分な出番を得られていなかった。
背番号は「26」に決定し、レンタル料は200万ユーロ(約2億6000万円)。他の欧州メディアによると、1280万ポンド(約19億2000万円)の完全買い取りのオプションが付くという。
ウルバーハンプトンでテクニカルディレクターを務めているスコット・セラーズ氏は「黄はペース、パワー、そして強さを持っています。彼はおそらく私たちが持っている戦力とは少し異なるタイプでしょう。私たちはチームのための強力な戦力補強だと思います」と期待を寄せていた。