エンゼルス・大谷翔平が目指す次の偉業は史上初の「50―30」か

さらなる記録更新を目指す大谷(ロイター)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)は28日(日本時間29日)の本拠地アナハイムでのパドレス戦に「2番・DH」で出場し、5回一死で二盗に成功。今季20個目をマークした。シーズン「40(本塁打以上)―20(盗塁以上)」の達成は球団初でメジャー32人目の快挙だ。米CBSスポーツ(電子版)は「エリートの仲間入りを果たした」と伝えた。

米大リーグ機構公式サイトはチームメートのウォルシュは「ショウヘイは毎日のように記録を破っている」とのコメントを紹介しているが、次の偉業は「40―40」だ。過去に達成したのはカンセコ(アスレチックス)、ボンズ(ジャイアンツ)、ロドリゲス(ヤンキース)、ソリアーノ(ナショナルズ)の4人だけ。ただ、残り31試合で20盗塁はさすがに不可能だろう。

そうなるとこれまで一人も達成していない「50―30」はどうか。残り9本塁打、10盗塁。大谷の月間最多アーチは今年6月の13、同盗塁は2019年7月と今月の5。期待は広がるが…。

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