【新型コロナ】横浜で7人死亡、559人感染 旭区の病院でクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は31日、市内在住の40代~90代の男女7人が死亡したと発表した。また、10歳未満~90代の男女559人の感染を新たに確認。中等症1人、軽症436人、無症状32人で、90人の症状が分かっていない。うち339人の感染経路が不明。

 市によると、死亡した40代男性は15日に陽性と判明。自宅療養していたが、呼吸苦の症状があったため、18日に入院。25日に胸の痛みを訴えて意識を失い、虚血性心疾患で亡くなった。

 70代女性は発熱の症状があったことから診療所を受診し、7日に陽性と判明。24日に亡くなった。

 80代男性はクラスター(感染者集団)が発生している横浜ほうゆう病院(同市旭区)に別の疾患で入院していたところ、16日に発熱の症状があり、陽性と判明。26日に亡くなった。同病院に関連してこれまでに32人が感染しており、亡くなったのは2人目。

 80代女性は13日に陽性と判明し、28日に亡くなった。90代男性は16日に陽性と判明、27日に亡くなった。90代女性は19日に陽性と判明。27日に亡くなった。

 別の90代男性はクラスターが発生している横浜旭中央総合病院(同)に別の疾患で入院しており、18日に陽性と判明。29日に死亡した。同病院に関連し、51人の感染が判明しており、亡くなったのは4人目。

 患者6人の感染が判明した「あさひの丘病院」(同)について、市は新たなクラスターと認定した。

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