長崎県などは1日、県内5市2町で新たに60人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。
長崎市の新規感染者は19人。このうち年代を公表した11人全員が40代以下だった。同市は「盆以降は特に、家族1人から全員に広がる事例が多く見受けられる」と指摘。手指消毒のほか、タオルや食器の共用を避けるなど、家庭内での感染防止策の徹底を求めている。
佐世保市の18人のうち8人は陽性者関連。この8人中5人は同居する家族内で感染した。米海軍佐世保基地に勤務する20代男性従業員1人も感染が分かった。男性は既に陽性となった同基地関係者と仕事で接触があった。
諫早市は9人のうち5人が10歳未満の男児で、いずれも県内陽性者関連。県外在住で北松佐々町に滞在していた20代男性会社員は県外に戻った後、症状が出て検査。結果が判明する前に再び佐々町に戻っていたが、県外検査のため県内事例にはカウントしない。
