ヤンキース連敗ストップ コール快投、大谷4打数0安打

【ヤンキース4-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

ヤンキースは13連勝のあと4連敗を喫していたが、先発のゲリット・コールが7回116球を投げて被安打4、奪三振15、与四球0、失点1という素晴らしいピッチングを披露。チームを勝利に導き、見事に連敗ストッパーとなった。好投したコールは今季14勝目(6敗)をマークして自身初のサイ・ヤング賞に一歩前進。ヤンキース3番手アロルディス・チャップマンが今季25セーブ目を記録し、エンゼルス先発のパッキー・ノートンは4回途中6安打3失点でメジャー初黒星(0勝)を喫した。

カリフォルニア出身のコールはエンゼル・スタジアムから約15マイルほどのところで育ち、ファンとしてエンゼル・スタジアムに通っていた。その慣れ親しんだ球場で見事なピッチングを見せた。12個の三振を奪った登板は今季5度目となり、ヤンキースのシーズン球団記録を更新。また、シーズン9度の2ケタ奪三振は1998年のデービッド・コーンに並ぶ球団タイ記録となった。

エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場したが、コールの前に3打席連続空振り三振。9回裏の先頭打者として迎えた第4打席はチャップマンと対戦してセカンドフライに倒れ、4打数0安打3三振で今季の打率は.260、OPSは.978となった。8月は7盗塁を決める一方で打率.202、5本塁打、8打点と打撃不振に苦しんだ大谷だが、9月も好スタートを切ることはできなかった。

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