ジャイアンツ連敗ストップで同率首位 明日から直接対決

【ブリュワーズ1-5ジャイアンツ】@オラクル・パーク

ブリュワーズに3連敗を喫するなど、直近6試合で1勝5敗と失速し、ドジャースに地区首位の座を奪われてしまったジャイアンツだが、8月の月間最優秀救援投手に選ばれたブリュワーズのセットアッパー、デビン・ウィリアムスを攻略して5対1で勝利。4連戦の被スイープを回避して連敗を4でストップし、同率首位に浮上した。明日からはドジャースとの今季最後の直接対決となる3連戦がスタート。地区優勝の行方を大きく左右する重要な3試合となりそうだ。

ブリュワーズがエリック・ラウアー、ジャイアンツがローガン・ウェブの先発で始まった一戦は、1回裏にオースティン・スレイターの10号先頭打者アーチでジャイアンツが先制するも、ブリュワーズは4回表に二死1・2塁のチャンスを迎え、ジェイス・ピーターソンが同点タイムリー。ラウアーが7回3安打4奪三振1失点、ウェブも7回4安打10奪三振1失点の好投を見せ、試合は1対1の同点のまま終盤に突入した。

ジャイアンツは8回裏、ブリュワーズ2番手ウィリアムスに対し、二死走者なしから二者連続四球で1・2塁のチャンス。ここでダリン・ラフがタイムリー二塁打を放って均衡を破ると、次打者タイロ・エストラーダが4号3ランを放ち、一気に4点のリードを奪った。9回表はクローザーのジェイク・マギーを投入し、5対1で試合終了。ゲーブ・キャプラー監督は「我々にとって本当に必要な勝利だった。これで次のカード(=ドジャース3連戦)をいい形で迎えることができる」と勝利を喜んだ。

© MLB Advanced Media, LP.