NHK党・立花党首が枝野氏に皮肉「総理の目がなくなった。ホッとしているのではないか」

立花孝志氏

「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)の立花孝志党首(54)は3日、党定例会見で、菅義偉首相(72)が辞任する見通しとなったことに「一番頭を抱えているのは野党側。枝野幸男総理の目はなくなった」と指摘した。

この日、菅首相が総裁選への不出馬を表明し、今月末の党総裁任期をもっての退任の見通しとなった。

立花氏は「ガックリしているのは立憲民主党の枝野さんでしょう」と枝野幸男代表(57)の名前を挙げた。コロナ禍対応で苦慮する菅政権の支持率は最低を更新し、枝野氏は政権交代に自信をのぞかせていた矢先だった。

立花氏は「日本人は新しいものが好きという国民性がある。どんな人であっても新しい人で戦うと支持率が上がる。政権交代は残念ながら起こらない」と新総裁・首相が誕生となれば、自民党支持率の急回復を予想した。

一方で立花氏は「枝野さんは、表向きは政権を取ると言っているが、取っちゃうと自信がないんだとも思う。ものすごく歯切れの悪い方。そもそも立憲は労働組合が応援している人たちなので、経営者の感覚、責任の取り方がない方の集まり。そういう意味では政権交代がなくなったことに、ちょっとホッとしているんじゃないかと思います」とも皮肉まじりに話した。

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