満塁弾3本の乱打戦をカブスが制す 筒香は7号先制ソロ

【パイレーツ8-11カブス】@リグリー・フィールド

両チーム合計で3本のグランドスラムを含む6本塁打が飛び出した乱打戦をカブスが制し、本拠地でのパイレーツ4連戦を見事にスイープ。ツインズ2連戦に続いて2カード連続のスイープを達成し、連勝を6に伸ばした。カブス5番手アドバート・アルゾライが今季5勝目(13敗)、6番手ローワン・ウィックが今季3セーブ目をマーク。パイレーツ5番手サム・ハワードに今季4敗目(2勝)が記録された。

1点リードの3回表にブライアン・レイノルズの22号グランドスラムで逆転を許したカブスだったが、3回裏無死1・3塁からイアン・ハップのタイムリーで2点差。さらに無死満塁とチャンスを広げ、マット・ダフィーがこの試合2本目のアーチとなる3号グランドスラムを放って逆転に成功した。その後、再びパイレーツにリードを奪われたものの、1点ビハインドの7回裏二死満塁の場面でフランク・シュウィンデルが11号逆転グランドスラム。3点のリードを6番手ウィックが守り抜いた。

パイレーツの筒香嘉智は「2番・ライト」でスタメン出場し、1回表の第1打席で2試合連発となる7号ソロ。カブス先発のザック・デービースが投じた78.8マイルのチェンジアップをセンター左へ持っていった。その後の4打席は四球、サードライナー、ショートゴロ、見逃し三振でヒットは出ず、今日は4打数1安打1打点1四球。パイレーツ移籍後に放った12安打のうち11本は長打(3二塁打、1三塁打、7本塁打)であり、今季通算の成績は打率.189、OPS.667となった。

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