アストロズ大勝 菊池雄星が2回途中6失点KOで8敗目

【マリナーズ2-11アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

ダイヤモンドバックス3連戦をスイープして連勝を5に伸ばし、地区2位に浮上したマリナーズ。今日からの3連戦で首位アストロズを叩き、20年ぶりのポストシーズン進出に向けてさらに勢いに乗っていきたいところだったが、2対11で大敗を喫した。アストロズ先発のランス・マカラーズJr.が6回2失点で今季11勝目(4敗)、2番手ブランドン・ビーラックが3回無失点でメジャー初セーブを記録。マリナーズ先発の菊池雄星は2回途中6失点(自責点4)で今季8敗目(7勝)を喫した。

前回登板のアストロズ戦で7回4安打無失点の好投を見せたため、今日も好投が期待された菊池だったが、思うように球速が出ないうえに制球も定まらないという状態で苦しいピッチング。初回こそ無失点に抑えたものの、2回裏に3連続四球で無死満塁のピンチを招き、二塁エイブラハム・トロのタイムリーエラー、ジェイク・マイヤーズの4号3ラン、ヨーダン・アルバレスのタイムリー二塁打であっという間に6点を失い、2イニングを投げ切れずにマウンドを降りた。

マリナーズは3回表にトロのタイムリー二塁打で2点を返したが、菊池の降板後も投手陣が失点を重ね、2対11で大敗。首位アストロズとのゲーム差は5.5に広がり、3位アスレチックスとのゲーム差は0.5に縮まった。2回途中でノックアウトされた菊池は42球を投げてストライクがわずか19球。被安打3、奪三振0、与四球4、失点6(自責点4)という非常に苦しいピッチングとなり、今季の防御率は4.32へと悪化した。

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