もっと輝けたはずなのに…マンチーニ監督、バロテッリの凋落に失望「彼を知る全ての人にとって残念」

 イタリア代表ロベルト・マンチーニ監督はマリオ・バロテッリの凋落に失望している。

バロテッリ、新天地トルコでも悪童ぶり健在…途中交代にキレてチームメイト殴る

 31歳バロテッリは何年にもわたり移籍に失敗し、現在もフォームを見つけるのに苦労している。2010年にマンチェスター・シティに加入したバロテッリは、3シーズンで20ゴールを挙げるなどクラブ初のプレミアリーグ制覇に貢献。その一方で悪童としても知られ、自宅で花火をして火事を起こすなど問題行動も多かった。現在所属しているアダナ・デミルスポルでも感情を爆発させる場面が散見され、途中交代に激高しベンチにいたチームメイトに殴り掛かるなど悪目立ちばかりしている。

 マンC時代にバロテッリと衝突したことで有名なマンチーニは、潜在能力を発揮できていないキャリアに失望しているよう。『Sport Italia』のインタビューで、「彼が若い時に一緒に仕事をして、本当によくやってくれた。テクニックも面では今も昔も素晴らしい選手だ。この5、6年の間に彼が出来ることが出来なくなってしまったのは、人として、選手として知っている全ての人にとって残念だ」と言及した。

マンチーニがバロテッリの現状に失望感示す Photo Alessandro Sabattini

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