巨人の新助っ人・ハイネマンが来日初実戦 4打数無安打も「いい1日」と前向き

ハイネマン

期待の新助っ人が「お披露目」となった。巨人のスコット・ハイネマン外野手(28)が、7日に行われたイースタン・リーグの日本ハム戦(鎌ケ谷)に「2番・右翼」で先発出場し、来日後初実戦デビュー。約2か月ぶりの実戦は4打数無安打に終わった。

久々の実戦ということもあり、試合勘を取り戻すことに苦労した。この日の相手先発・吉田を前に1打席目は9球粘った末、直球に空振り三振。2打席目も変化球で空振り三振に終わった。

7回の3打席目は初球を打ち上げて左飛。9回にはこの回からマウンドに上がった福田と対峙し、右飛に打ち取られた。

それでも試合後のハイネマンは「とりあえず1試合出場できたので良かったと思います」と安どの表情。「やっぱりスイングは打ち損じや振り遅れが多かった」と課題を明かしながらも「2か月ぶりくらいの実戦で粗い部分もありましたけど、とりあえずいい1日になりました」と前向きに語った。

順調にいけば、最短で10日から一軍に合流予定。限られた期間でどれだけ感覚を取り戻せるかがカギとなりそうだ。

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