オリックスの山本由伸投手(23)が7、8月度のパ・リーグ投手部門の月間MVPを受賞した。計4試合に登板して4勝0敗、防御率0・84と文句なしの成績を残し、6月度に続いて自身3度目の受賞となった。山本は「最近、調子が安定している。チームもいい順位にいるし、何とか力になろうとして勝ち星がついている」と納得の表情を浮かべた。
東京五輪は日本のエースとして金メダル獲得に貢献。その後も夏バテ知らずで連勝を続け、12勝、防御率1・61、145奪三振と現在、リーグ〝三冠〟の無双投球を見せている。
「2桁勝ったことなかったのでうれしい。シーズンはまだ残っている。1つずつ勝ち星を積み重ねていきたい。大事な試合が続くのでベストパフォーマンスを出したい」とシ烈な首位争いを勝ち抜く覚悟だ。