8日のヤクルト戦(甲子園)で5―3と逆転勝利を飾った矢野燿大監督(52)が、決勝打の主砲・大山にさらなるゲキを送った。
この日は3―3で迎えた6回二死で、2番手・大下から勝ち越しの決勝2ラン。主砲は「ホームランという最高の結果が良かったですし、それが勝ちにつながったというのが本当にうれしいです」と価値ある一振りを振り返った。
試合後の矢野監督は「相手にダメージを与える本当に素晴らしい内容の本塁打」とたたえたうえで、前半戦はほぼ「指定席」だった4番復帰については明言せず。9月以降の6試合で2発8打点と調子は確実に上向いているが「悠輔が奪い取らないと。俺が4番にポンと入れるんじゃなくて。チームメートもファンも『やっぱり4番は大山なんだ』と言われるような」と〝注文〟を出し、さらなる爆発に期待を寄せていた。