阪神・高橋遥人投手(25)が9日のヤクルト戦(甲子園)に今季初登板を果たすも、4回9安打6失点の内容で降板。待ちに待った復活登板を白星で飾ることはできなかった。
立ち上がりの初回に6本の長短打を集中され5失点。左腕本人の投球内容もさることながら、このイニングだけで阪神野手陣は要所で大山、サンズが失策を犯す守乱で高橋の足を引っ張ってしまう形に。上記2つのエラーのほかにも、近本と糸原の記録に残らない守備のミスもあった。阪神の失策数はこれで両リーグ最多の72。矢野政権発足以来たびたび指摘されてきた守備難は、いまだ解消されていない。
優勝争いの切り札として満を持して一軍に昇格してきた左腕だが、散々な今季初マウンドになってしまった。