ひさびさの〝神輿弾〟は反撃のノロシとなるか。巨人の岡本和真内野手(25)が10日の中日戦(東京ドーム)に「4番・三塁」で先発出場し、4回に36号ソロを放った。
苦手とする竜エースから豪快な一発を放った。この日の相手先発は今季の対戦成績を14打数2安打1本塁打、打率1割4分3厘(試合前時点)と苦しめられてきた大野雄。
そんな好投手を相手に、3点ビハインドで迎えた4回に先頭打者としてこの日2打席目を迎えると、左腕の投じた5球目・149キロの直球を完ぺきに捉え、打球を左翼スタンド中段へ。打たれた大野雄も苦笑いを浮かべるほかなかった。
これで本塁打王争いも2位・村上(ヤクルト)に4本差と、さらにリードを拡大。ベンチに戻ると、久々の〝わっしょいポーズ〟でナインとその喜びを分かち合った。