エンゼルス・大谷がマウンドに立つ前に44号ソロ 歴史的快挙に挑む「投手・大谷」を援護

44号本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平(ロイター=USA TODAY Sports)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)は10日(日本時間11日)、敵地でのアストロズ戦に10勝目を懸け「2番・投手」で先発出場。勝ち投手となれば1918年のレッドソックス時代のベーブ・ルース以来となる同一シーズンでの「2桁勝利&2桁本塁打」の歴史的快挙となる。

そんな重要な一戦のマウンドに立つ前の初回、相手先発の左腕バルデスからメジャー単独トップの44号ソロ本塁打を放った。150キロの直球を低い弾道の弾丸ライナーで右翼席へ突き刺した。

4試合ぶりの一発は本塁打争いで42本と猛追するペレス(ロイヤルズ)とゲレロ(ブルージェイズ)を再び突き放す貴重なアーチとなり、「打者・大谷」が快挙に挑む「投手・大谷」を援護した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社