【J1】FC東京が長友加入を発表「経験全てを東京の勝利のために還元していきたい」

長友佑都

J1FC東京は12日、日本代表DF長友佑都(35)の加入を正式発表した。11年ぶりの古巣復帰で背番号は「50」に決まった。

昨季限りでフランス1部マルセイユを退団し、欧州でのプレー続行を模索。所属チームが決まらないまま今月の日本代表活動に参加していたが、古巣で新たなスタートを切ることになった。

クラブを通じて「ボンジョルノ! FC東京ファミリーのみなさんお久しぶりです。11年ぶりに僕の愛するこの場所に帰ってくることができ、とてもうれしく思います。この間にさまざまな国でそれぞれのチームと自分の成長のために戦ってきました。そこで得た経験全てを東京の勝利のために還元していきたいです」と意気込んだ。

さらに「ふと目を閉じて11年前を思い出してみると野心あふれていた当時が思い出されます。そして今、それ以上の思い、情熱を持って日々取り組んでいく覚悟です」。長友は明大在学中の2008年にFC東京入りし、その後はチェゼーナ、インテル(ともにイタリア)、ガラタサライ(トルコ)、マルセイユでプレーした。

日本代表として3度のW杯を経験し、歴代2位の国際Aマッチ通算127試合に出場。頼もしいベテランがチームにどんな好影響を与えていくのか注目されそうだ。最短で18日の横浜FC戦(味スタ)で再デビューする可能性もある。

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