張本勲氏が大谷翔平の本塁打王熱望「朝日が西から上がるような大事になる」

張本勲氏

野球評論家の張本勲氏(81)が12日、「サンデーモーニング」(TBS系)にリモート出演し改めて大リーグ・エンゼルスの大谷翔平の本塁打王を熱望した。

大谷は日本時間11日目にアストロズ戦に先発したが節目の10勝目とはならなかった。しかしバットでは2位のペレスとゲレーロ・ジュニアに2本差となる44号本塁打を放った。

あと1勝に迫った2桁勝利について張本氏は「大丈夫ですよ。20ゲーム以上ありますからね。ローテーションからいったら3回は登板するでしょうから。絶対はないけども絶対に近い10勝はします」と二桁勝利に太鼓判を押した。
張本氏が気になるのは2桁勝利よりも本塁打王争いだ。「問題はホームラン王ですよ。是非、取ってもらいたい」と力を込めた。大谷の今季打率2割5分9厘について司会の関口宏(78)は「なんとか3割いってほしい」とリクエスト。

これに対して張本氏は「今年はホームラン王狙ってるから。三振も多いし打率も低い。今年はしょうがないと思う」と配慮した。続けて「それよりも大変なタイトル、ホームラン王取ってくれれば朝日が西から上がるよな大事になりますよ」と終始、ご機嫌だった。

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