3管ヘリから部品落下か 羽田から川崎・鶴見飛行、翌日判明

第3管区海上保安本部

 第3管区海上保安本部(横浜市)は13日、羽田航空基地(東京都大田区)所属のヘリコプター「いぬわし」の部品を紛失したと発表した。川崎、横浜市内を飛行中に落下したとみられるという。

 同基地管理課によると、紛失したのは機体下部に設置されたスピーカー内の振動板「ラウンドスピーカーコーン」と取り付け部品の二つ。2点がくっついた状態で落下したとみられ、アルミ製で重さは計約80グラム。円すい形で、長さは約15センチという。

 ヘリコプターは12日午後2時半ごろに羽田空港を離陸し、川崎駅(川崎市)周辺や横浜市鶴見区を飛行。同3時40分に羽田空港に戻ったが、13日午前の点検で紛失が判明した。

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