米スポーツサイトが不振のエンゼルス・大谷を分析 原因は「相手がストライクを投げてこない?」

相手から警戒されまくっている大谷翔平(ロイター=USA-TODAY)

米スポーツサイトのアスレチックは15日(日本時間16日)にエンゼルス・大谷翔平投手(27)が打撃面でスランプに陥っている要因について、本人のコメントも交えながら検証する記事を掲載した。

まずは、大谷の8月16日(同17日)以降の打率が1割8分5厘となっていることを挙げ、その102打席で喫した三振が31個を数えていると指摘。また、右翼方向に引っ張る確率が4月の41・5%、6月の51・9%に対して、9月は66・7%に上昇。そして中堅から左翼への逆方向への本塁打は7月2日(同3日)以降出ておらず、同じく逆方向への二塁打は8月12日(同13日)、安打も同13日(同14日)が最後だ。

大谷のスイングや意識にも問題があるだろうが、それだけではない。「この1か月ほど、僕は強いコンタクトができそうな、ホームベース上への投球を全然見ていません。それでもしっかりとスイングをして打ち返すことが必要です」と、大谷が水原通訳を介して話した言葉を紹介した。相手投手が警戒して〝ストライク〟を投げてこないのだから難しい。

大谷はこの危機をどう乗り越えるのか。全米の野球ファンが注目している。

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