【JRA】音無厩舎ゆかりの2頭が今週中京デビュー! ラキエータ「走る格好がいい」

栗東坂路で快時計を叩き出したラキエータ

音無厩舎ゆかりの血統馬2頭が今週、中京でデビューする。

まずは松山騎手とのタッグで18日(土)の芝1200メートルを予定しているラキエータ(牝2=父キンシャサノキセキ、母ウィルパワー)。半兄に同厩舎で19年の安田記念、マイルCSを制したインディチャンプがいる血統だ。大型の兄とは対象的に、こちらは410キロ前後と小柄なタイプ。それでも、1週前に栗東坂路4ハロン51・1秒の快時計を叩き出すなど、動きの良さは一族に共通するものがある。

生野助手は「攻めはしっかり動けていますし、走る格好もいい馬。体を使うし、背中もいい。スピードのあるタイプですが、ムキになって行く感じではないですよ」と好感触。

また、19日(日)の芝2000メートルには昨年の菊花賞2着馬アリストテレスの半弟ソクラテス(牡2=父ドゥラメンテ、母ブルーダイアモンド)がスタンバイ。兄は晩成の成長カーブだったが「こちらは最初からでも」(生野助手)と違ったタイプに出た様子。「いいキャンターをするし、能力がありそう」なら、初戦から好勝負が期待できそうだ。鞍上はルメール騎手。

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