【W杯アジア最終予選】豪主将レッキー 日本戦出場「まだわからない」 

マシュー・レッキ―(左、ロイター)

サッカーのカタールW杯アジア最終予選で、10月に埼玉で日本と対戦するオーストラリアの主力FWマシュー・レッキー(メルボルン・シティ)の動向が注目を集めている。

昨季までドイツ1部・ヘルタで活躍し、代表招集時には主将に任命されたレッキーは、中国、ベトナムの2連戦を辞退。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ハノイから帰国後に2週間の隔離が必要となり、第3子の出産を控えた妻を1人にできないという苦渋の決断だった。

オーストラリア「ニュース・ドットコム」は10月のオマーン戦、日本戦について地元のスターの行方を報道。再び遠征が必要となるが、レッキーは「まだわからない。いずれ決断しないといけない」と判断を迷っていることを明かした。2連勝でスタートしたチームの姿を見て「これまで何年も、代表を欠席することはほとんどなかった。代表でプレーするのが大好き。私はその場にいたかった。見てるほうが緊張した」とも話しており、出場へ魅力を感じている様子がうかがえる。

森保ジャパンの強力なライバルとなるチームの中心選手だけに、決断が注目される。

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