佐々木朗希には負けん! ヤクルト・奥川恭伸 巨人相手に7回1失点で7勝目

今季7勝目を挙げたヤクルト・奥川

ヤクルトの奥川恭伸投手(20)が17日の巨人戦(東京ドーム)に先発し、7回5安打1失点で7勝目をマークした。

今季は10日以上の間隔をあけながらの先発登板が続いていたが、この日は初めての中9日。それでもプロ最多となる103球を投げ、優勝争いの相手でもある巨人を相手に堂々としたピッチングを披露した。

高津監督も「そんなに絶好調という感じではなかったが、登板間隔、投球数を徐々に上げていきながら、その成果というか、いいペースで成長してくれている」とご満悦だった。

これで巨人には2戦2勝。今後の終盤戦、ポストシーズンでの戦いをにらんでも「Gキラー」となってくれそうな予感も漂う。奥川は「10連戦の一発目でしたので何とか勝ちたいと思っていた。粘り強く投げることができたと思います。これからもっとたくさん投げられるようにしたいですし、チームの優勝に貢献できるよう頑張りたいと思います」と、力強く語った。

パ・リーグでは同期のロッテ・佐々木朗の〝本格化〟が話題を集めているが、奥川も負けてはいない。互いにさらに成長し、日本シリーズでこの2人が投げ合うことになれば、大きな注目を集めることになりそうだ。

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