エンゼルス・大谷翔平は4打数1安打 キング争いトップのゲレロと2本差に広がる

ゲレロに2本差をつけられた大谷(ロイター=USA TODAY Sports)

エンゼルスの大谷翔平投手(27)は17日(日本時間18日)に本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に「3番・DH」で出場し、4打数1安打、1三振だった。打率2割5分6厘。6試合本塁打なしでリーグ3位の44本のまま。チームは4―5で敗れた。

相手先発は左腕アービン。初回一死一塁はカウント1―1から外角低めのスライダーを少し泳ぎ気味にフルスイング。105・4マイル(約170キロ)の弾丸ゴロはアッというも間に右前に達した。4―2の4回一死一塁はカウント2―2からの5球目、外角低めのスライダーにバットを当てただけで三飛に倒れた。

4―3の5回先頭は1ボールからの2球目、外角高めの直球を引っ張らずに逆方向へ。しかし、完ぺきに捉えることができずに平凡な左飛に倒れた。

4―5の8回二死無走者は2番手の左腕ディークマンと対戦。フルカウントからの6球目、外角低め97マイルの直球を見逃し三振に倒れた。

本塁打王争いではブルージェイズのゲレロが本拠地ツインズ戦の3回にメジャー単独トップに立つ46号を放ち、差を2本に広げられた。ロイヤルズのペレスは不発で45本塁打のままだ。

1安打したものの、甘いボールはなく、ファンが期待した一発を放つことはできなかった。それでも指摘されていた左方向へ凡打とはいえ2本。とくに3打席目は意識して打ち上げたのはプラス材料だろう。残り15試合で2本差は射程圏内だ。最後まで振り切る。

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