メッシが途中交代で不満爆発…監督と遺恨ぼっ発か 

途中交代を命じたポチェッティーノ監督(右)に不満を露にするメッシ(中)(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)が、マウリシオ・ポチェッティーノ監督(49)との間で遺恨ぼっ発か―。

メッシは19日に行われたリヨン戦で先発出場したが、1―1の後半31分に途中交代を命じられ、指揮官に不満を露わにした。

フランス紙「フィガロ」は「交代にメッシはポチェッティーノを無視し、不満を露わにした。ベンチに戻るときに彼に監督からの握手を無視した」と報道。2人が対立する懸念が出ている。

試合後の会見では指揮官に対して、メッシとの〝確執〟に関する質問が飛び出した。「決定が肯定的な結果をもたらすこともあれば、そうでないこともある。しかし、それが我々がここにいる目的だ。決定を好むかもしれないし、好まないかもしれない。しかし我々は決定を下さなければならない」とポチェッティーノ監督は説明。状況に応じて選手を平等に扱うことを強調した。

メッシによる〝握手拒否〟の後に改めて会話を交わしたようで「私が彼に尋ねたところ、彼は『大丈夫だ』と言っていた」と対立を否定した。

ただ同紙は「バルセロナでメッシは負傷しないかぎり、試合中に交代する習慣がなかった」と指摘。勝負所での屈辱の途中交代が2人の間に今後遺恨を残すことにならないか現地では危惧されているようだ。

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