鳩山元首相が麻生大臣の“なんとなく違う”発言を批判「他人事ではないですか」

鳩山由紀夫氏(東スポWeb)

元首相の鳩山由紀夫氏(74)が22日、ツイッターを更新。麻生太郎財務相(81)に苦言を呈した。

麻生氏は21日の記者会見で新型コロナウイルス対策として行った行動制限について「本当にそれが必要で効果があったのか。なんとなく、ちょっと違うんじゃないかという感じはする」と述べていた。

これに対して鳩山氏は「あなたはコロナ対策に責任を持つ副総理兼財務大臣であることをお忘れか。行動制限はちょっと違う感じがするって他人事ではないですか」と無責任ではないかと指摘した。

続けて「時短など間違った政策で多くのお店が潰れたり塗炭の苦しみを味わっています。あなたは彼らに補償を与える責任者です。彼らがあなたに対して言う言葉です」と訴えた。

このツイートには「最近鳩ちゃんの持論に納得してしまうなぁ」「行動制限をかけなくてはならないのは、あなたです」「責任ある立場だからこそ、効果を検証すべきと言ってるんです」と賛否が寄せられていた。

鳩山氏と麻生氏は2009年の政権交代が起きた衆院選をお互いに党首として戦った因縁の間柄でもある。

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