阪神・青柳が粘投6回2失点も4敗目「良い流れをつくる投球ができなかった」

6回2失点で4敗目を喫した青柳(東スポWeb)

阪神・青柳晃洋投手(27)が22日の中日戦(バンテリン)に先発。6回2失点も援護に恵まれず4敗目を喫した。

初回に先頭・京田の内野安打、ビシエドの適時二塁打で1点を失うも、その後は安定。左打者7人を並べた中日打線相手に、外角への140キロ台中盤のツーシーム、130キロ前後のシンカー、左打者の外角からストライクゾーンへと切れ込むスライダーを投げ分け、連打を許さない。許した8安打も3本が内野安打と、ゴロアウトを量産した。

悔いが残ったのは6回だ。二死二塁から木下拓にやや甘く入ったツーシームを捉えられ、右翼越えの適時二塁打で2点目を失い、この回限りの95球で交代。「全体的にはランナーを出してからもなんとか粘ることができたと思いますが、良い流れをつくる投球ができなかったことが反省です」と追加点を許しての降板に肩を落とした。

それでも矢野監督は粘投を評価。「調子自体は良かっただろうし、バッテリーで粘ってくれていた」と次回マウンドに期待を寄せた。

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