巨人打線大爆発も中田翔は4タコ…打率1割2分8厘まで低下

6番でスタメン出場した中田翔は4打数無安打に終わった(東スポWeb)

まだ本調子ではないということなのか。巨人・中田翔内野手(32)が22日の広島戦(マツダ)に「6番・一塁」でスタメン出場し、4打数無安打だった。

2打席目に広島先発の九里から押し出し四球を選び、1か月ぶりの打点をマークした一方で、この日も快音は聞かれなかった。打線は3回と8回に2度の打者一巡の猛攻を浴びせ、13安打13得点。久しぶりの大量得点となったが、中田は2三振を喫し、8回裏の守備からベンチに退いた。

二軍再調整を経て21日の同戦から一軍復帰。出場した二軍戦6試合では打率5割(22打数11安打)、4本塁打、13打点と驚異的な数字を叩きだした。満を持しての最短復帰となったものの、昇格後の9打席では当たりが出ておらず、打率も1割5分から1割2分8厘まで低下した。

逆転優勝へは一人でも多くの選手が状態を上げることが不可欠で、中田も早くキッカケとなる一打が欲しいところだ。

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