ソフトバンクの超人・柳田悠岐外野手(32)が守りでも魅せた。23日のロッテ戦(ZOZOマリン)の6回一死一塁、安田の右中間深くへの飛球を全速力で追いながら左腕を目いっぱい伸ばして好捕。この日も好投を続けるマルティネスを大いに盛り上げる一方、反撃の芽を摘まれたロッテファンからは深いため息が漏れた。
打っては、2回に先制の27号ソロをバックスクリーンに叩き込んだ。7回にも安打を放ち3試合連続の複数安打をマーク。序盤から効果的にリードを奪う打線をけん引した。「(置かれている状況は)もう4位なんで、死に物狂いで一戦一戦やるだけです」と語っていた主砲が、気持ちの入ったプレーでチームに勇気を与えている。