中日・笠原が6回3安打1失点の粘投 2年ぶり白星はお預けも「要所でしっかり投げ切れた」 

阪神戦で力投する中日・笠原

中日・笠原祥太郎投手(26)が23日の阪神戦(バンテリン)に先発したが、6回3安打1失点で降板し、2年ぶりの白星とはならなかった。

いきなり初回に1番・近本から中前打を浴びると、二盗を許すなど二死二塁のピンチ。4番・マルテに141キロ直球を左前へ弾き返され、先制点を献上した。

しかし、その後は4四球を与えるなど不安定ながらも6回まで粘投を見せた。1点ビハインドでマウンドを降りて、その裏に代打・伊藤を送られたが、堂上の犠飛で同点に追いついたたため、2敗目は免れた。「四球を結構、出してしまったが、要所要所でしっかり投げ切れたので良かったかなと思う」と手応えを感じた様子だった。

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