実は合意に至っていた⁉︎ フォンセカ、破談となったトッテナムとの交渉を回顧「新SDが来て状況が一変した」

 パウロ・フォンセカ氏は今夏、合意に至っていたトッテナム・ホットスパー監督の話が破談になったと明かした。

トッテナム、フォンセカとの交渉が決裂…ガットゥーゾが新監督候補に急浮上

 トッテナムは4月にジョゼ・モウリーニョを解任した後、数ヶ月に渡り後釜探しに奔走。アントニオ・コンテやマウリシオ・ポチェティーノなど多くの候補者と交渉していた。そんな中、昨シーズン限りでASローマを退任したフォンセカとも話し合いを進め、2年契約で口頭合意に至った模様。ところがフォンセカによると、合意に達した数日後に新スポーツディレクターのファビオ・パラティーチ氏が到着し頓挫したと語った。

「契約は完了していた。私たちはプレシーズンの計画を立てていたんだ。しかし新SDが着任してから状況が変わり、私たちはいくつかのアイデアに合意できず彼らは別のコーチを求めた。私にはいくつかのルールがある。偉大なチームの監督になりたかったが、適切なプロジェクトと私のアイデアとスタイルを信じてくれるクラブを求めている。会長は攻撃的なチームを求めていたが、新SDはそうではなかったんだ」。

フォンセカがトッテナムと合意に至っていたと明かす Photo Gabriele Maltinti

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