　気象庁は24日(金)、10～12月の天候の見通しを発表した。

　向こう3か月の気温は全国的にほぼ平年並みだが、10月は東・西日本と沖縄・奄美で暖かい空気に覆われやすく高い見込み。12月は寒気の影響を受けやすく、西日本と沖縄・奄美で平年並みか低くなりそうだ。

　また、降水量も全国的にほぼ平年並みの見込みだが、12月は西日本日本海側で平年並みか多く、西日本太平洋側と沖縄・奄美で平年並みか少ない見通し。

10月　天気は周期変化　西日本で晴れ多い　東・西日本や沖縄・奄美は季節足踏み

　全国的に天気は数日の周期で変わる見込み。西日本では平年同様晴れの日が多くなりそうだ。また、東日本と西日本、沖縄・奄美では暖かい空気に覆われやすいため平均気温が平年より高い見込み。

11月　平年通りに秋深まる

　北日本日本海側では、平年と同様に曇りや雨または雪の日が多くなりそうだ。北～西日本太平洋側では平年と同様に晴れの日が多く、東・西日本日本海側と沖縄・奄美では、平年同様曇りや雨の日が多い見込み。

　平均気温も全国的にほぼ平年並みの予想だ。

　北日本日本海側では平年と同様に曇りや雪または雨の日が多く、東日本日本海側では平年と同様に曇りや雨または雪の日が多い予想。北・東日本太平洋側では平年同様晴れの日が多くなりそうだ。

　一方、西日本では冬型の気圧配置になりやすいため、日本海側では平年に比べ曇りや雨または雪の日が多く、太平洋側では平年に比べ晴れの日が多い見込み。

　沖縄・奄美でも冬型の気圧配置になりやすく、平年に比べ曇りや雨の日が多くなりそうだ。

　平均気温は、北・東日本ではほぼ平年並みだが、西日本や沖縄・奄美は寒気の影響を受けやすく平年並みか低くなりそうだ。