西武・今井達也投手(23)が24日のロッテ戦(メットライフ)に先発登板。プレーボールから19分を要した初回は投じた40球の半数20球がボール球となる2安打3四球2失点のトラブルスタートだった。
立ち上がり、先頭の荻野を挨拶がわりの四球で歩かせた今井は続く藤原、中村を打ち取り二死二塁とするも4番・レアードに四球、5番・安田に強烈なピッチャー返しの中前適時打を許し先制を許した。
最速153キロのストレートは森の構えるミットの逆コース、高めへと抜け、引っかけた変化球をブロックする森はまるでゴールキーパーのように本塁後方で体を張っていた。
なお制球の定まらない今井は角中にストレートの四球を与え二死満塁。7番・佐藤に適時右前打を許し2失点目。8番・藤岡をどうにか二ゴロに打ち取り長い1回表の投球を終えた。
初回の球数は40球、うち半数の20球がボールでストライク率は50%だった。
今井の制球は2回になっても落ち着かず、一死一塁から藤原、中村、レアードに12球連続ボールとなる3連続四球を与え、押し出しでさらに1点を失った。