【スピードスケート】ショートトラック・菊池純礼が4連覇「冷静にレースを運べた」

女子500メートルの表彰式で金メダルを手にす菊池純礼(中央、代表撮影)

スピードスケート・ショートトラックの全日本距離別選手権初日(25日、長野・帝産アイススケートトレーニングセンター)、女子500メートル決勝が行われ、菊池純礼(25=富士急行)が43秒759で4連覇を果たした。

菊池純は序盤から飛び出すと、最後までリードを守り抜き、先頭でフィニッシュ。「500メートルは試合に向けて自分の体の調子もすごく整っていたので、狙っていたレースではあった。途中ブレードのセッティングでブレードを差し替えたりとか、最後のところでは接触があって、ブレードが万全ではなかったが、しっかりと冷静にレースを運べたのが収穫だった」と振り返った。

今大会は予選からタイムを意識して試合に出場。その意図については「W杯のレースになったら、今の自分が500で温存して余裕を持って予選を通過する力はない。一本一本全力を出し切っても、同じクオリティ、もしくはパフォーマンスを上げてレースに臨むことが北京五輪までのカギになると思う」と説明した。約4か月半後に迫った大一番に向け、自分なりのプランはイメージできているようだ。

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