スピードスケート・ショートトラックの全日本距離別選手権初日(25日、長野・帝産アイススケートトレーニングセンター)、男子500メートル決勝が行われ、宮田将吾(18=阪南大)が41秒284で初制覇を果たした。
吉永一貴(トヨタ・中京大)と菊池耕太(恵仁会)が最初につまずき、その際に先頭に出た宮田がそのままリードを守り抜いた。レース後には「複雑な気分ではあるが、もう1人後ろにぴったり来ていたので、そこを抑えられたのはよかったと思う」と振り返った。
夏場に取り組んできたトレーニングの成果を発揮し「500は予選、準々決勝、準決勝で全部ベストタイムが出たので、トップスピードを出して、それをキープすることができていたと思うので、自信につながった」と手応えを口にした。
男子1500メートルは、吉永が2分22秒328で4大会ぶりの優勝。
「去年宮田選手に悔しい負け方をしたので、そのリベンジが出来た点はうれしかった」と喜びを口にした。