【新型コロナ】29日の川崎市 未接種の60代男性死亡、10歳未満含む38人感染

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は29日、60代男性が死亡し、10歳未満~70代の男女38人の感染が新たに確認されたと発表した。中等症2人、軽症33人、無症状3人で、21人の感染経路が不明。市発表の死亡者は累計235人、感染者は3万9796人となった。

 死亡した男性は多摩区居住。8月23日に発熱や呼吸不全の症状で市内医療機関を受診し陽性と判明し、そのまま入院。9月21日に死亡した。ワクチンは接種していなかったという。

 新たに確認された感染者の年代別は20代9人、30代8人、50代6人、10.40.70代が各4人、10歳未満3人。居住地別では市内は宮前区13人、川崎区8人、幸・中原区が各5人、高津・多摩区が各2人、麻生区1人。市外が横浜・秦野市が各1人。

 感染経路が分かっている人のうち家庭内感染は12人、陽性者の接触者は5人だった。

© 株式会社神奈川新聞社